モニターライトにはさまざまな価格帯の製品が展開されていますが、LEDライトの設計品質が低い場合、目の健康に関わる光学性能や品質管理が不十分である懸念があります。結果として、画面に映り込みが生じてしまう、照明範囲が均一でないといった、本来の目的である目の疲れの軽減を果たせない、あるいは逆に悪影響を及ぼすことがあります。
ワークスペースの照明の設計で注意するべきポイントしてグレア、フリッカー、影があります。これは、よくあるにもかかわらず見つけにくい問題です。しかし、それが生産性、健康、快適さにいつしか影響を及ぼします。
BenQ ScreenBarシリーズは、現代のワークスペースにおける不適切な照明環境を改善することで高い生産性と快適さを実現します。BenQが自社で設けている光学研究室では、より快適で目に優しい照明環境の実現を目指し、研究を行っています・
初代ScreenBarの開発では、320時間にも及ぶ継続的な光学実験を行いました。分光器や輝度計といった専門的な計測機器で合計1億本もの光線をシミュレーションし、光がスクリーンや作業面にどのように反射・拡散するかを詳細に検証しました。
こうした膨大なデータをもとに、最適な反射角度を導き出すことに成功し、デスクを広く照らしながらも、画面への映り込みや反射を大幅に軽減する「非対称光学技術」を開発しました。 この非対称光学設計では、18度の角度でデスクスペースを広く照らすほか、光源から発せられる光線が直接ディスプレイの表面に当たらないように、精密な角度で制御されています。
下の画像の通り、光線がはっきりと設計されているので、スクリーン上に白紙や蛍光紙を置いても、通常の照明で見られるような反射や映り込みがほとんど発生しません。これにより、画面の視認性が向上し、長時間の作業でも目の疲れを抑えることができます。
制御された光線
光線シュミレーション
他社製品
BenQ ScreenBar
BenQのモニターライトは目へのやさしさの他、プロフェッショナルな作業をサポートするため見え方にもこだわっています。CRI(Color Rendering Index、演色評価数)は、1937年に国際照明委員会(CIE)によって定められた、照明光源の「色の見え方」を評価する指標です。一般的には1995年に制定されたCIE13.3による基準が利用されます。
CRIは0~100のスケールで表され、値が高いほど自然光(太陽光)に近い色再現性を持つとされます。CRIの算出には、8種類の標準色サンプル(R1~R8)の平均値が用いられますが、これらは主に淡い色調で構成されているため、鮮やかな色や極端な色相に対する評価が十分とは言えません。
近年、CRIの限界を補うために、より詳細な光の質評価指標として「TM-30-15」という新しい評価手法が米国照明学会(IES)によって提案されました。この手法では、Rf(Fidelity Index/充実性)とRg(Gamut Index/鮮やかさ)という2つの指標が用いられます。
従来よりScreenBarシリーズはCRIの演色評価数Ra≥95を採用してきました。 加えてScreenBar Pro・ScreenBar Halo 2 では、Rf>96、Rg≈100という非常に優れたスペックを発揮する設計を実現しました。
これは、従来のCRI評価では見逃されがちだった「色の忠実性」と「鮮やかさ」両面において、最新の光質評価指標であるRfとRgを採用することで、「単なる明るさ」や「従来の演色性」だけでなく、目に映る色の自然さと鮮やかさを両立した照明を提供し、写真編集などクリエイティブな現場において極めて自然で快適な光環境を実現します。
照明とは単に照度を確保する道具ではありません。心身の健康や集中力、生産性に直接影響するものです。適切な照明が眼精疲労を軽減し、集中力を高めて気分をよくすることさえあることは、研究でも証明されています。逆に、照明が不十分あるいは不適切だと、効率の低下や健康問題を引き起こし、心身に悪影響を及ぼす恐れがあります。
国際的な照明基準に従って、ワークスペースの照明の照度には明確な仕様があります。
日本でもJISの照明基準や厚生労働省の規則によって、事務所の照度は300~750Luxが推奨されており、パソコン作業には500Lux前後が適しているとされています。色温度についても、4000Kの昼白色は長時間の作業でも目に優しく、自然な色再現性を保つために選ばれています。
ただし、一般的な照明器具では、設置位置や高さによって照度(Lux)が大きく変化するため、基準通りの照度を維持することが難しい場合があります。ScreenBarはセンサーによる自動調整機能を備えているため、デスク上の明るさを常に最適な状態に保つことができ、基準に沿った快適なオフィス環境を安定して実現します。
自動調光モードで500Lux、4000Kの光を提供するよう設計されており、実際にこの照明条件をユーザーとともに再現したところ、目の疲れが軽減され、快適な作業環境が得られることが確認できました。
ScreenBar Halo シリーズはバイアス照明としても作用します。これはモニターやテレビの背後に配置される光源のことを指します。この照明は、使用中のディスプレイの後ろに設置され、外部のバックライトとして機能します。
バイアス照明は、画面の明るさと周囲の明るさを調和させることで、視覚的な快適さを向上させる役割を果たします。 バイアス照明の目的は、暗い部屋で明るいモニターやテレビを見るときの目の疲れを軽減するために、一貫した光を提供することです。バイアス照明を設置すると、ディスプレイの見た目のコントラストが向上し、画像の黒や暗い部分が深く感じられるようになります。
バイアス照明を導入することで、周囲の明るさを調整し、目の負担を軽減することが可能になります。これにより、より快適に視聴やゲームプレイを楽しむことができるようになります。
国立台湾科技大学との共同研究により、バイアス照明(バックライト)が目の疲労軽減に役立つことが分かりました。12種類の光の中で、実験参加者の多くは12番目の照明モードが一番疲れないと感じたと回答しました。
12番目は500Luxのバックライトと、4000Kのフロントライトの組み合わせ構成され、ScreenBar Haloの自動調光機能はそのデータを活用した最適化が行われます。
そのほかにも製品の品質、デザイン、外観の向上に専念し、ユーザーの視力保護と快適性における光学技術の影響を総合的に理解するため、各大学との共同研究を継続的に進めています。
・モニター周辺の補助光源が目の快適性に与える影響(協力機関:国立台湾科技大学)
・ LEDと近視の関連性の検証(協力機関:国立台湾大学)
・ 照明と色彩に関する研究(協力機関:中原大学)
欧州連合のLED照明の生物学的リスクを評価する規格であるEC 62471は、適切な照明製品を選択するうえできわめて重要です。RG0 規格に適合する製品を選択すると、ユーザーはより安全な照明を利用でき、ブルーライトが目に与える潜在的な危険性を効果的に低減して、長時間の作業時間中の快適性と視覚の健康を促すことができます。
IEC 62471 のブルーライトの危険性レベルは以下の通りです。
BenQ ScreenBar シリーズはすべてRGO(免除)基準を満たしています。すなわち、通常の使用条件下ではプルーライトによるダメージを網膜に与えないため、ユーザーの目を最大限に保護します。その他、関連する認証を取得し、BenQの製品は安全性が高く、安心して使用できることが確認されています。
設計面でもBenQのライトは最大17年の耐久性をサポートしており、長期間にわたって高品質な照明を提供します。最高品質のライトを追求することで、目の疲れを緩和し、より快適な照明環境を実現します。
欧州連合の評価であるIEC/TR 62778に基づき、BenQが使用するLED光源はブルーライトの安全性が高いと判断されています。
IEC/TR 62778は、LED照明によるブルーライトの影響を評価するためのガイドラインを提供し、視覚的な健康を保護するための基準を設定しています。
欧州連合の評価であるIEC/TR 62471に基づき、BenQが使用するLED光源は目や皮膚に与える影響が少ないと判断されています。
IEC/TR 62471は、光源からの光の生物学的影響を評価するための規格であり、特に皮膚や眼に対する危険性を考慮しています。
採用しているLEDサプライヤーは、ライトチップソリューションの世界的な大手企業です。最新のLED技術を採用しており、LED照明のフリッカーに関するIEEE PAR1789規定に準拠しています。
IEEE PAR1789は、LED照明のフリッカー(ちらつき)が人間の健康や快適性に与える影響を評価し、安全な使用条件を提供することを目的としています。フリッカーが適切に管理されていることで、目の疲れや不快感を軽減し、より快適な環境を実現します。
ScreenBarシリーズのクランプにはゴム素材のパッドを採用しモニターを傷つけません。クランプデザインは、哺乳類動物の「ぶら下がる」本能から着想を得ています。挟み込むデザインとは異なり、重心を調整するカウンターウェイト機構により、モニターを傷つけることなくライトバーをしっかりと固定することができます。
SxreenBarシリーズは進化を重ねています。最新のモデルではクランプに凸凹デザインを採用し、モニターの厚みに合わせて設置することができます。このクランプは、曲面モニター、超薄型モニター。ウルトラワイドモニターでも安定性を保ちながら、画面を傷から守ります。互換性の高いデザインで、複雑な背面形状のモニターでも過度の力をかけずにしっかりとモニターライトを固定することができます。
また改良された前面のツメはベゼルレスモニターにもディスプレイを遮らずに設置できます。内蔵されたWebカメラも避けるように正確にデザインされているため、どのモニターでもビデオ通話が妨げられることはありません。付属のWebカメラアクセサリを使えば、外付けのWebカメラでも、モニターライトの中央部に簡単に設置することができます。工具は不要で、シンプルで安全、そしてすぐに設置できます。
BenQ ScreenBarシリーズはユーザーエクスペリエンスを何よりも大切にしています。製品の機能、デザイン、品質に一切の妥協はありません。 光学研究室を自社で設け、大学との共同研究を進めています。より最適な光のコントロールとより目に優しい照明技術を追求しています。
数千回に及ぶ回転テスト、落下テスト、耐熱テストをクリア。ScreenBarシリーズは、長期間安定した性能を雑持します。作業からゲームまで、あらゆるシーンで高い信頼性を発揮します。
実施試験の一例:
BenQ ScreenBar Series はイノベーティブな設計と細部までこだわったデザインが評価され、歴代の製品で世界各国のデザイン賞を受賞しています。
グッドデザイン賞 評価コメントより全文引用:
BenQ ScreenBar シリーズ
BenQ ScreenBar シリーズ
モニターライトは何のために必要?
モニターライトはクリップでモニターにつけられる照明製品です。目の疲れを軽減し、省スペースなどのメリットがあります。
モニターライトは何がいい?
一般的なデスクライトとは異なり、机の上に設置する必要がなく、画面の映り込みを軽減できるのがポイントです。
モニターライトの選び方は?
使用目的を考慮し、選択したモニターライトがご自身のモニターと互換性があることを確認することが重要です。
BenQ ScreenBar の大きさは?
ScreenBarの長さは45センチです。 ScreenBar Halo2・ScreenBar Proの長さは50センチです。
BenQ ScreenBar の寿命はどれぐらいですか?
LEDの寿命は約50,000時間です。一日8時間点灯して約17年間持つことを想定しています。
スマート照明のパイオニア
BenQ Smart Lightingは、2017年、働き方・暮らし方・見え方に合わせて設計されたモニターライト ScreenBar を生み出しました。独自開発の光学デザインと自動調光機能で、スクリーン閲覧に最適な照明として、私たちは市場をリードしてきました。
モニターライトの他、学習向けのデスクライト、ノートPC向けの照明モードなど生活シーンに最適化したスマート照明を展開。「Tech Driven Comfort」をコンセプトとし、最適な光のコントロールと、より目に優しい照明技術を追求しています。
私たちは妥協せず、より生産的で集中でき、より人に寄り添った究極に心地のよいあかりを届けるために、照明のあり方を追求し続けています。これからも、よりスマートに、よりパーソナルに、目の心地よさにこだわり続けます。
BenQのスマート照明