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コンソール(家庭用)ゲーム機モニターの選び方

BenQ
2019/11/12

この記事は、4Kコンテンツのゲームを楽しむためのモニターを探しているコンソールゲーマー向けです。ゲーマーはすばらしいコンソールゲーム体験を味わうために、レスポンスタイム、リフレッシュレート、カラーパフォーマンス、そして接続性を重視しています。

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パソコンゲーマーであれ、コンソールゲーマーであれ、使用するモニターがゲームでの生死を分けることもあります。コンソールゲームの魅力を最大限に引き出すためには、パワフルなグラフィックソリューションを備えたパソコンやゲーム機だけでなく、不鮮明な画像やフリッカー、ティアリング、アーチファクトが発生しない優れた視覚効果を発揮するモニターが必要になります。私たちが、スムーズで没入できるゲーム体験を提供する優秀なモニターを選ぶお手伝いをします。

パネルのサイズと解像度

ゲーマーであれば、モニターが大きければよいという訳ではありません。予算内で、適切な解像度を備えた正しいサイズのモニターを選ぶことが重要です。十分なスクリーンサイズを備えた28インチモニターで、少なくとも1920 x 1080ピクセルの解像度が必要です。予算が許せば、驚異の解像度3840 x 2160(1920 x 1080ピクセルの4倍の解像度)を誇る4Kモニターは、間違いなくより良い視聴/ゲーム体験を提供してくれるでしょう。さらに予算に余裕がある場合、大きなサイズの曲面モニターを検討してもよいかもしれません。曲面モニターは、標準的なワイドスクリーンモニター(通常の16:9アスペクト比)ですが、十分な空間が必要になります。フラットパネルと異なり、曲面モニターは曲面が施されていて、アクションにより近い感覚で、ゲームに没入することができます。

Resolution of 4K UHD monitor screen showing sharper detail than FHD, HD, and SD
パネルの種類

ディスプレイ技術はそれぞれ長所と短所があります。ねじれネマティック(TN)パネルは、最も手ごろな種類のパネルです。レスポンスタイムが速く、リフレッシュレートが高いため、ゲーマーに好まれています。しかし、異なるアングルからモニターを見ると、色合いが変わってしまう場合があります。このモニターを使用するのに最適な方法は、ゲームをプレイする時にモニターの前に座ることです。垂直配置(VA)パネルは高いコンストラスト比で、ソリッドカラー、ディープブラックを表示する性能を備えています。しかし、短所の1つとして、ゴースト現象が頻繁に発生することです。そのため、VAパネルを選ぶ場合、ゴースト現象を除去するためにFreeSyncまたはFreeSync 2に互換性のあるモニターを選ぶ必要が出てきます(*FreeSyncまたはFreeSync 2は、FreeSyncに互換性のあるAMD Radeon GPUにのみサポートされています)。In-Plane Switching(IPS)パネルは、色調、安定したグレースケール性能、広視野角と、あらゆる機能を有していますが、TNモニターが提供できるレスポンスタイムとマッチさせることができず、モーションアーチファクトが発生することがあります。そのため、ゲームを最大限に楽しむためには、パネルの種類の他にどのスペックが必要なのかを検討する必要があります。

* 最高のコンソールゲーム体験を実現するため、HDRモニターを検討してみましょう。HDRモニターは細部を明るく、鮮やかに表示し、自然な画像を再現することができます。HDR技術を備えたこのモニターはFreeSyncやFreeSync 2を実装することができ、信号の明暗や色の範囲を高めることにより、最高のコンソールゲーム体験を味わうことが可能です。FreeSync 2は、最適なゲーム体験を楽しむために、Adaptive-SyncとHDRを同時に起動することもできます。

 FreeSync- and FreeSync2-compatible monitor providing ghosting-free gameplay
応答速度とリフレッシュレート

より良いゲーム体験を求めるならば、レスポンスタイムが速く、リフレッシュレートが高いモニターを選びましょう。ミリ秒単位で計測されるレスポンスタイムは、1ピクセルがある中間階調から別の中間階調(グレーからグレー(GTG))に切り替わるのに必要な時間を表します。レスポンスタイムが速いと、移動する画像の残像を除去し、よりスムーズな画像を提供してくれます。レスポンスタイムは4ミリ秒で十分です。最近は、ゲーム体験を最高のものにする、レスポンスタイムが1ミリ秒以下のモニターもあります。

モニターのリフレッシュレートは、スクリーンの画像を更新するのにかかる時間(毎秒)で、単位はヘルツ(Hz)です。大多数のLCDモニターのリフレッシュレートは60 Hzで、1秒間に60回リフレッシュします。注意しなければならないのは、このレートでは高速で移動する画像が不鮮明になってしまう可能性がある点です。より良いゲーム体験を得るためには、144 Hzなど100 Hz以上のリフレッシュレートを備えたモニターがよいでしょう。不鮮明な画像を減らし、ティアリングを除去してくれます。アクティブな3D技術を求めるゲーマーにはマストアイテムです。

注意:Xboxは、最大120 Hzまでリフレッシュレートを調節できます。リフレッシュレートの高いモニターを選ぶと、コンソールとモニターのリフレッシュレートを一致させることができ、ゲーマーは残像の不快を感じることなくゲームを楽しむことができます。

100 HZ refresh rate providing sharper image than 60 Hz
カラーパフォーマンス

画質やスムーズさを重視するゲーマーには、レスポンスタイムが最重要です。しかし、没入できるゲーム体験を求めるゲーマーにとっては、カラーパフォーマンスがより重要になってくるでしょう。カラーパフォーマンスは、広い色空間と暗い部分の最適な視覚化を意味します。sRGBの色空間を100%カバーできるモニターなら、スクリーンに豊富な色を再現できます。DCI-P3の色空間を90%以上カバーできるモニターなら、ザ・ラスト・オブ・アスなどのゲームを映画のような視覚効果で楽しむことができるでしょう。明るくて刺激的な色は、よりリアルなゲーム世界を提供し、ゲームへのさらなる没入感を保証します。ゲームに影響を与えるもう1つの要素は、暗い部分です。推奨するのは、ディープブラックを表示する性能に優れているVAパネルです。環境光だけでなく薄暗い照明下でゲームをする場合でも、VAパネルは楽しいゲーム体験を提供します。

接続性と調節スタンド

ゲーミングモニターは、パソコンやゲームコンソール(PS4やXboxなど)に接続するために、さまざまな種類のデジタルビデオ入力を備えていなければなりません。以下の機能を備えたモニターが理想的です。

Scenario simulation of gaming monitor setup with laptop
  • HDMIポート(最低2つ):メジャーなコンソールはHDMIが必要で、高性能のグラフィックカードにはディスプレイポートやDVIとの接続が可能なものもあります。
  • USBポート:ゲームコンソール、マウス、その他の外部接続機器

また、スタンド付きのゲームコンソールを選ぶことも重要になってきます。例えば、夜通しゲームをする人のために人間工学的に考慮されたデザインで、高さ、角度、スウィーベルの調節が可能なものです。そうでない人でも、少なくとも角度調節機能を備えたモニターを選びましょう。モニターの角度を-5~15度調節するだけで、視聴快適性が向上します。

コンソールゲームのモニターに必要な基本スペック(レスポンスタイム、リフレッシュレート、カラーパフォーマンス、接続性)を確認してきましたが、ゲーマーとして最適なゲーム体験を味わうことができる夢のモニターを選ぶ方法が理解できたことと思います。コンソールゲームを楽しむためにさらなる機能が必要な場合は、目の保護機能を備えたものを選ぶようにしましょう。デジタル眼精疲労を引き起こすことなく、優れた視聴快適性をもたらしてくれます。

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