台北、2025年3月4日— BenQ はディスプレイソリューションのグローバルリーダーとしてユーザー体験の向上を目的に、2025年後半にGoogle EDLA 認証のBenQ Boardを対象に、OTA(ネット経由)による Android アップグレードを提供します。これにより、対象となるBenQ Boardを活用のユーザーはGoogle AndroidおよびEnterprise Devices Licensing Agreement(EDLA)に基づくセキュリティパッチを継続的に受け取ることができ、長期的な保護とパフォーマンス向上が期待できます。
アップグレード対象のBenQ Board:
- BenQ Board RP04: Android 13 → Android 15 (提供開始は後報)(※7/17追記:2025年7月17日よりOTA配信開始)
- BenQ Board RM04: Android 13 → Android 14(提供開始は後報)
BenQ Board RP04 は、BenQとして初めてAndroid 15をサポートするインタラクティブディスプレイ(電子黒板)となり、最新OS機能の価値を提供します。このアップグレードにより、CPUとメモリの使用が最適化され、アプリのパフォーマンスや起動時間が向上され、効率性とセキュリティを強化するカーネルアップデートも適用されます。
さらに、Android 14と15を使用するユーザーは、GoogleのGemini AIオーバーレイにシームレスにアクセスでき、画面上のコンテンツについて質問したり、即座に画像を生成したりできるようになります。これにより、よりインタラクティブで魅力的な授業や会議が可能になります。
BenQ Boardに搭載されているEZWrite 6 や InstaShare 2 などの自社アプリは、アプリ機能とセキュリティのアップデートが定期的に提供され、これらによりインタラクティブディスプレイ(電子黒板)の価値を継続的に提供します。ICT 管理者は、BenQ Board上またはDMS経由で、Android OTAファームウェアアップデートを簡単に実行でき、追加費用やサブスクリプションは不要です。
BenQのクレア・ホワン氏(クラウドイノベーションセンター兼ディスプレイソリューション部門ディレクター)は次のように述べています。
「BenQ Boardのユーザー体験とセキュリティを継続的に強化することに尽力しており、今回のアップグレードはそれらの一環です。ネット経由によるスムーズなAndroidアップグレードを通して、ユーザーが最新の機能を活用できるようにし、ICT担当者や管理者にはより高い価値を提供していきます。」
Google EDLA認証のインタラクティブディスプレイ(電子黒板)の中でも、BenQ Boardは、直感的なホワイトボード機能「EZWrite 6」やスムーズな画面共有を可能にする「InstaShare 2」などのアプリを備えている点が特長です。これにより、教師は生徒が好奇心や探究心を持つような柔軟な授業提供を実現できます。
さらに、BenQ Boardは、BenQのデバイス管理ソリューション「DMS」によるリモート管理や、アカウント管理システム「AMS」による安全なユーザーアカウント管理、そしてID・アクセス管理「IAM」によるICT管理者向けのディレクトリ同期も提供しています。(いずれも追加費用不要。)
BenQ について
BenQは、液晶モニター、プロジェクター、インタラクティブディスプレイ(電子黒板)など、さまざまな用途向けに幅広いディスプレイソリューションを提供する企業です。教育テクノロジーのプロバイダーとして、BenQは生徒や教師の健康に配慮し、また、生徒の「好奇心」や「探究心」を育む柔軟な学習環境を作り出せるようなソリューションを設計・提供しています。詳細は BenQ Education をご覧ください。